【肯定と受容】小学1年生の娘が、2学期から学校に行きたくないと言った時の対処方法
どもです。竹田です。
今日から小学1年生の娘の夏休みが終わって
2学期なのですが、
なんと、学校に行きたくない!と泣き出しました。
いや確かに1ヶ月も家に居たら、そうなりますよね。
保育園という基本的に遊び中心の世界から
学校というちょっと違った世界にきて
まだ半年も経ってないですから。
保育園時代に無かった宿題や、勉強があって
環境としては保育園より大変でしょう。
正直焦りました。
で、世の中の親御さんはどんな対処をしてるのか調べてみました。
「1日休ませる」とか「行きなさい!」と心を鬼にしてる親御さんもかなりいました。
でも「1日休ませる」も「行きなさい」も
何かが足りない気がします。
何かなと考えてたら1つ気づきました。
子供の行きたくない気持ちに、正面から向き合ってない。
子供が行きたくないのは何故か?
友達が居なくてつまらないから?
勉強が辛いのか?
急な環境変化でパニックになっているのか?
いきなり解決しようとするのではなく、
今娘の気持ちはどうなっているのか。
それを把握することが、まず第一歩だと思います。
エンジニアの仕事でも、
トラブルが起きたとき、情報不足のなか、手探りで行動しても
逆に時間ばかりたって一向に解決に向かいません。
トラブルが起きたときはまず「現状把握」、
つまり今の状況を正確に知ることが第一歩です。
今回の場合、娘が学校に行きたくない理由は
娘しか分からないので、本人から直接情報を得るしかない。
しかし、パニック状態の、しかも子供に
「なんで行きたくないの?」と聞いても
そう簡単に理由は聞けないでしょう。
パニックで頭の整理ができない状態なのですから。
そんなとき、人からどう話を聞くか。
ヒントは、人から気持ちを引き出す専門家の
カウンセラーのテクニックにあります。
カウンセラーは、通常悩みのある人と対話するのですが、
実はカウンセラーは悩みの解決方法を教えようとはしません。
どうするかというと
「ひたすら聞くだけ」のです。
大事なのは「受容」。
人間、悩みを打ち明けるのはストレスです。辛いことです。
なので、相手が心を開くまで、心の準備をさせてあげます。
時には相手が言葉を発するまでじっと待つことが
実は話を引き出す近道なのです。
実際、この「受容」を母子で行っている事例を見つけました。
やっているのは、ひたすらの「肯定」。
そして受け入れること。
言葉は相づち程度しか返しません。
でも、この態度が、信頼感を与え、相手が落ち着き、心を開く気持ちにさせるのです。
以下、見つけた記事の親子の会話です。
無理に聞き出すのではなく、
相手に合わせ、相手の立場に立って、相手を受容することが大事だと気づかされました。
「明日、学校に行きたくない」
「あら、、そうなんや・・・・」(相づち)
「行きたくない・・・」
「行きたくないの・・・」(繰り返し)
「うん・・・」
「・・・・そっか・・・」(相づちと沈黙)
「・・・・・(沈黙)」
「・・・何かあったのかな?聞きたいな」(促しと沈黙)
「あのね、今日ね、お友達に声をかけたの」
「声をかけたのね。」(繰り返し)
「うん、でも無視されたの」
「無視されて、ショックだったね」(気持ちを汲む)
「そう。ガンバって話しかけてみたんだけど、何も言ってくれなかった・・・」
「何も言ってくれなくて、淋しかったのね」(気持ちを汲む)
「うん、(泣)」
「お友達になりたかったのね」(気持ちを汲む)
「うん、なりたかった(泣)」
「なりたかったのね・・。」(相づち)
「・・沈黙(考える )・・・・」
「でも、いいや。私にはもうお友達がいるから。」
「お友達がいるのね。」(繰り返し)
「そう。あのね、その子は○○ちゃんと言うの。髪が長くてね。眼鏡をかけてるの」
「そう、眼鏡をかけた友達なのね」(繰り返し)
「○○ちゃんは犬を飼ってるんだって。いいなあ~。明日犬の話を聞いてみよ~」
「明日、楽しみね。」(気持ちを汲む)
・・・・
https://www.google.co.jp/amp/s/gamp.ameblo.jp/oyagyo70z/entry-12019049417.html
無理に聞き出すのではなく、
相手に合わせ、相手の立場に立って、相手を受容することが大事だと気づかされました。
子供が急に学校に行きたくないと言い出した時は
是非参考にしたいと思います。